スイセンの撮影テクニック

 冬の花の撮影対象は水仙ですね。冬に咲くニホンスイセン、そんなわけで葛西臨海公園のスイセンを撮影してきました。

 レンズは「SP AF90mm F/2.8 Di MACRO」カメラは「α99II」。開放で撮影です。スイセンの花は小さいので撮影にはマクロレンズがおすすめです。

 スイセンの花は白なので背景は黒にしてみました。スイセンの花には太陽の光が当たり明るく花びらの透け感を出し、背景に日陰を持ってくることにより花との明暗差を作り黒く見せています。実際に花の後ろの日陰部分は見た目にはこの写真ほど暗くはありませんが、写真にするとこのような感じになります。

 逆に背景を白にしてハイキーに仕上げてみました。絞り優先で+2.7です。この場合どのくらい+補正をするのがいいかを見るには、モニター画面で確認し、適正に飛んだと思った露出補正の写真と+0.3と-0.3の三枚撮影しておき帰ってからPC画面で選ぶようにしましょう。

 スイセンは密集して咲いてるですので前ボケ後ろボケを作れる場所を探してみましょう。

 周りを暗く花のバックを明るくしてみました。

 葛西臨海公園は大観覧車とスイセンを絡めて撮影すると撮影場所がわかっていいと思います。太陽を大観覧車の後ろに配置してみました。大観覧車の全体を入れる場合は超広角レンズが必要です。

 撮影場所で公園などには花の説明看板があるので一緒に撮影しておくようにしています。